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ユマ・サーマン 名言 中絶
妊娠中絶は是か非かの問題は、
洋の東西を問わず永遠の議論です。
しかし、中絶を語る際、
どのような視点なのかで結論は
大きく異なります。
今回は、米国の人気女優である
ユマ・サーマンの「中絶」についての
英語名言です。
◎英語名言原文:
The abortion I had as a teenager was
the hardest decision of my life,
one that caused me anguish then
and that saddens me even now,
but it was the path to the life
full of joy and love that I have experienced.
Choosing not to keep that early pregnancy
allowed me to grow up and
become the mother I wanted and needed to be.
Uma Thurman
◎日本語翻訳:
10代での妊娠中絶は、
私の人生にとって最も困難な決断でした。
それに私は苦悩し、今でも悲しくなります。
しかし、それは、私が経験することになる
喜びと愛に満ちた人生への道筋だったのです。
早過ぎる妊娠をあきらめた事が私を成長させ、
そして、私自身が望むような母親になれたのです。
ユマ・サーマン
いかがでしたか?
まず、ユマ・サーマンさんは、
妊娠中絶を無条件で
正当化しているのではありません。
サーマンさんは、この程、
米国テキサス州で制定された
中絶を禁止する新しい州法に対し、
「The Washington Post 」に、
抗議の投稿をしたのでした。
その州法では、一般市民が、
妊娠6週間を経過した女性に
中絶手術を行うクリニックや、
中絶を希望する女性をクリニックまで
連れて行ったタクシーの運転手などを
訴訟することが可能になるというもの。
性暴力により妊娠した女性にも
中絶は認められず、さらに、
訴訟を起こした者には、
最低1万ドルの報奨金が与えられるそうです。
女性の権利を奪うようなこの州法に、
全米の多くの女性が抗議していることは
言うまでもありません。
ユマ・サーマンさんは、
自らが10代の頃に望まない妊娠をし、
さらに中絶をしたという経験を
カミングアウトして、
女性の権利を訴えたのです。
サーマンさんは、投稿の中で、
自身の中絶体験を、
以下のように表現しています。
"There is so much pain in this story.
It has been my darkest secret until now."
「この経験には多大な苦痛を伴っています。
これまでで、最も光明の無い私の秘密でした。」
ここでのサーマンさんの言葉は、
「The Washington Post 」での
長い投稿からの一部抜粋です。
米国テキサス州といえば、
非常に保守的な州です。
女性の選択の権利より、
新しい生命の誕生を絶対視した
保守派の思惑が優先された法律でしょう。
他国の法律とはいえ、
余りに偏った法律は、
誰も幸せにしないと思うのですが・・・
テキサスの新州法によって
不利益を被る女性たちに対して、
サーマンさんの名言が
勇気づけるキッカケになる事を
願うばかりです。
【PRESENCE】